レバレッジETFの提供で有名なDirexionから新しいETFが登場しました。
その名もWFH:Work From Home (在宅勤務)
コロナ禍リモートワークなど変化する職場環境による恩恵を受けるであろう業界のETFです。
クラウド・セキュリティー・オンラインプロジェクト・コミュニケーションツールが投資先となっており各産業から10社ずつ合計40社で構成されたETFとなっています。
アメリカでは感染拡大の影響もあり800万人のフルタイム就労者がリモートワークを行っており、50%以上の企業がリモートワークを選択肢として恒久化の検討をしています。コロナの影響もあり特に現在は注目が集まっている業種ではあります。
Direxionでは2020年6月にNIFE:Fallen Knives(落ちるナイフ) 過去12か月で急激に株価が落ちたものの財務的に健全で将来的にリバウンドを期待する銘柄に投資するETFなどもなかなかユニークですよね。
WFHの基本情報
上場日 | 2020年6月25日 |
経費率 | 0.45% |
銘柄数 | 40社(4産業から各10社) |
再構成・リバランス | 半年ごと |
構成上位10社
Twilio | 4.1% |
Inseego | 3.9% |
Crowdstrike Holdings | 3.7% |
Avaya Holdings | 3.1% |
Okta | 3.1% |
Box | 3.0% |
Elastic NV | 2.9% |
Zoom Video Communications | 2.9% |
Fortinet | 2.9% |
Ping Identity Holding | 2.8% |
株価推移
上場してから間もないのでデータが少ないですが53ドル程度で推移しています。(2020年7月現在)
注意点としては現在マネックスやSBI、楽天証券では取り扱いしていないようです。
先日個人情報をお漏らししたサクソバンクの取引ツールでは出てくるのでおそらく取引可能だと思います。(個人情報漏洩は許すのでアマギフ下さい。)
最後に
私の勤め先でも在宅勤務により急速にZOOMやリモートワークのシステムが導入されました。冒頭記載したように米国でも在宅ワーカーの増加と恒久化の流れがあるので注目度は高い業種であると思います。在宅ワーク関連に投資を考えつつ個別銘柄は手が出しにくい人には分散できていいかもしれないですね。
WFHのご紹介は以上です。